目次
韓国語には「漢数詞」と「固有数詞」という二種類の数詞があります。
前回の記事では漢字から来ている漢数詞をご紹介いたしました。今回は、もう一つの韓国語の数字の読み方である固有数詞を学習していきましょう。
韓国語の数字!固有数詞の読み方をマスターしよう
韓国語の固有数詞の読み方
韓国語特有の数表現である固有数詞は1から99まで存在しています。
固有数詞の1から10までを見ていきましょう
- 一 하나
- 二 둘
- 三 셋
- 四 넷
- 五 다섯
- 六 여섯
- 七 일곱
- 八 여덟
- 九 아홉
- 十 열
하나, 둘, 셋.
いち、にの、さん。
11から19までは
「열」(十)と、一の位の固有数詞を組み合わせて作ります。
例えば「十四」は「열넷」となります。
- 二十 스물
- 三十 서른
- 四十 마흔
- 五十 쉰
- 六十 예순
- 七十 일흔
- 八十 여든
- 九十 아흔
20から99までは
十の位の固有数詞と、一の位の固有数詞を組み合わせて作ります。
例えば「三十五」は「서른다섯」となります。
100以上は漢数詞を使います。
固有数詞に付ける助数詞
固有数詞の後ろに付ける助数詞
以下のようなものがあります。
- 月数「~달」(~月)
- 時間「~시」(~時)
- 年齢「~살」(~歳)
- 回数「~번」(~回)
- 物の数「~개」(~個)
- 車や機械の台数「~대」(~台)
- 本の冊数「~권」(~冊)
- 紙など薄く平たい物の枚数「~장」(~枚)
- 器に入った飲み物の杯数「~잔」(~杯)
- 瓶に入った物の本数「~병」(~本)
- 土地や建物の面積「~평」(~坪)
- 人数「~명」(~名、~人)
- 動物の数「~마리」(~匹、~頭)
固有数詞では1から4と20に助数詞を付ける場合
「하나」(一)は「한」、「둘」(二)は「두」、「셋」(三)は「세」、「넷」(四)は「네」、「스물」(二十)は「스무」に変化します。
例えば「三個」は「셋개」ではなく「세개」となります。
사과 세 개 주세요.
リンゴ三個ください。
同じく「四人」は「넷명」ではなく「네명」となります。
A:웨이터:몇 분이세요?
何名様ですか?
B:손님:네 명이요.
四人です。
時刻は「~시」(~時)を固有数詞で表し、「~분」(~分)を漢数詞で表現する
こんがらがらないように気をつけましょう。
지금은 낮 열두 시 삼십사분입니다.
今は昼の十二時三十四分です。
月数の言い方
固有数詞に「~달」(~月)を付けたものと、漢数詞に「~개월」(~ヶ月)を付けたものの二種類があります。
한 달 동안 열심히 일했어요.
ひと月の間、熱心に働きました。
年齢「~歳」の言い方
固有数詞に「~살」を付けたものと、漢数詞に「~세」を付けたものの二種類があります。
「~살」は会話でよく使われる表現です。
「~세」は書き言葉やフォーマルな場でよく使われる表現です。
저는 여섯 살 때 아버지에게서 축구를 배웠어요.
私は六歳のとき、父からサッカーを習いました。
まとめ
今回の記事では韓国語の数字の読み方の一つである固有数詞をご紹介いたしました。
覚えるのが大変かもしれませんが、スラスラ言えるようになりたいものですね。