間接話法縮約形で韓国語上達!実用ガイド

  1. 韓国語講座・勉強

以前の記事で韓国語の間接話法をご紹介しましたが、覚えておられますか?実は間接話法、つまり他人の言葉を伝聞として引用するときの表現には縮約形があり、こちらの方が会話でよく使われています。

今回は韓国語の間接話法の縮約形について学習しましょう。

間接話法縮約形で韓国語上達!実用ガイド

平叙文

平叙文の現在形を引用したいとき、動詞の場合は

語幹に「~ㄴ/는대요」(~するんですって)を付けます。

영민 씨는 오늘 아르바이트한대요.

ヨンミンさんは今日アルバイトするんですって。

形容詞と存在詞の場合は

語幹に「~대요」(~んですって)を付けます。

오늘 날씨가 아주 춥대요.

今日、天気がとても寒いんですって。

名詞には

()래요」(~なんですって)を付けます。

저 사람이 미경 씨 남자 친구래요.

あの人がミギョンさんの彼氏ですって。

過去形では

動詞と形容詞と存在詞の場合は語幹に「~았//였대요」(~したんですって)を付け、名詞には「~이었/였대요」(〜だったんですって)を付けます。

소정 씨는 서울에서 취직했대.

ソジョンさんはソウルで就職したんだって。

未来と推測では

動詞か形容詞の語幹に「()ㄹ 거래요」(~するんですって)を付けます。

내일 8시에 출발할 거래요.

明日8時に出発するんですって。

韓国で、頭の上に疑問符が付いた黒板を見上げる若い女の子。

疑問文

疑問文の現在形で間接話法の縮約形を作りたいとき

動詞と形容詞と存在詞の場合は語幹に「~냬요」(~するのかですって)を付けます。

名詞には「()냬요」(~なのかですって)を付けます。

겨울 방학에 뭐 하냬.

冬休みに何するのかって。

過去形では

動詞と形容詞と存在詞の場合は語幹に「~았//였냬요」(〜したのかですって)を付け、名詞には「~이었/였냬요」(〜だったのかですって)を付けます。

지훈 씨 시험 결과가 어떻게 됐냬요.

ジフンさんの試験の結果はどうなったのかですって。

未来と推測は動詞や形容詞の語幹に「()ㄹ거냬요」(〜するつもりかですって)を付けます。

勧誘文

勧誘文の間接話法の縮約形は

動詞か存在詞の語幹に「~재요」(~しようですって)を付けて表します。

오늘 같이 저녁 식사하재요.

今日一緒に夕方食事しましょうって。

禁止勧誘文では、動詞か存在詞の語幹に「~지 말재요」(~しないようにしようですって)を付けます。

내일이 시험이니까 만나지 말재요.

明日は試験だから、会うのはやめようですって。

カメラに指を向ける韓国のビジネスマン。

命令文

命令形の間接話法の縮約形は

動詞か存在詞の語幹に「()래요」(~しろですって)を付けて表します。

날씨가 추우니까 집에 있으래요.

天気が寒いので家にいなさいって。

禁止命令文では

動詞か存在詞の語幹に「~지 말래요」(~するなですって)を付けます。

그 음식은 먹지 말래.

その食べ物は食べるなって。

주세요」(ください)の引用の縮約形は、その話し手が受け手なら「달래요」(くれですって)、受け手でないなら「주래요」(あげろですって)を用います。

~아//여 주세요」(~してください)の引用の縮約形も「~아//여 달래요」(~してくれですって)と「~아//여 주래요」(~してあげろですって)があります。

민성 씨가 일본어를 가르쳐 달래요.

ミンソンさんが、日本語を教えてほしいですって。

민성 씨가 일본어를 영민 씨한테 가르쳐 주래요.

ミンソンさんが、日本語をヨンミンさんに教えてあげなさいって。

まとめ

間接話法の縮約形をマスターして、韓国語を更にステップアップさせましょう。 

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