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そうなるのは当たり前だと思うことがありますね。
そこで今回の記事では「当然」を表す韓国語表現について、例文を交えながらご紹介いたします。
「当然だ」って韓国語でどう言う?韓国語の当然を表す表現を学ぼう!
당연하다「当然だ」
道理上そうなるのが当たり前であることを表す形容詞「当然だ」は韓国語では「당연하다」と書きます。
당연하지.
当然でしょ。
このフレーズは韓国ドラマや映画などで聞いたことのある方も多いのではないでしょうか?
「〜지」(〜だろう)は確認や同意を求める「〜지요」(〜でしょう)の요を除いて、友達言葉のパンマルにしたものです。
動詞や形容詞の語幹には「〜지」をそのまま付けます。
名詞には「〜이지」を付けますが、その名詞の最後の文字が母音で終わる場合には이を省略して「〜지」とすることも多いです。
「당연하지」の似たようなフレーズとしては「물론이지」(もちろんだよ)があります。
「당연」を発音が似ている「당근」(人参)にした「당근이지」(人参でしょ)というフレーズが「当然でしょ」という意味で使うことが、若者言葉として友達同士の会話で流行した時代もありました。
また、バラエティー番組で、どのような質問にも「당연하지」と答えるゲームが行われていたこともあります。
〜기마련이다(〜するものだ、〜するものと決まっている)は
「〜기 마련이다」(〜するものだ、〜するものと決まっている)は動詞や形容詞の語幹の後ろに付いて、ある物事が起こったり、ある状態になったりすることは当然であるという意味を表します。
「마련」には「用意」や「準備」といった意味があります。
열심히 안 하면 실력이 떨어지기 마련입니다.
熱心にしなければ実力は落ちるものです。
「〜게 마련이다」も「〜기 마련이다」と同じように使います。
여름이면 덥게 마련이지요.
夏なら暑いものでしょう。
上記の例文のように、「〜기 마련이다」や「〜게 마련이다」には前に仮定や条件を表す「〜(으)면」(〜すれば)が付くことがよくあります。
語幹の最後が母音かㄹパッチムで終われば、語幹に「〜면」を付けます。
語幹の最後がㄹパッチム以外のパッチムで終われば、語幹に「〜으면」を付けます。
〜(으)ㄴ/는 법이다(〜するものだ)
「〜(으)ㄴ/는 법이다」(〜するものだ)は、ある動作や状態がすでに定められていることや、当然であることを表します。
「법」は漢字で「法」と書きますが「道理」というような意味があります。
動詞や存在詞「있다」(ある)、「없다」(ない)の場合、語幹に「〜는 법이다」を付けます。
形容詞の場合、語幹の最後がㄹパッチム以外のパッチムで終われば、語幹に「〜은 법이다」を付けます。
語幹の最後が母音で終われば、語幹に「〜ㄴ법이다」を付けます。
語幹の最後がㄹパッチムで終われば、ㄹを脱落させてから、語幹に「〜ㄴ법이다」を付けます。
名詞には「〜인 법이다」を付けます。
일에는 순서가 있는 법이에요.
物事には順序があるものです。
まとめ
今回の記事では当然を表す韓国語表現「당연하다」「〜기 마련이다」「〜(으)ㄴ/는 법이다」をご紹介いたしましたが、いかがでしたか?
言語の上達は実践あるのみです。韓国語を話すチャンスに遭遇したなら、失敗を恐れず、どんどん使ってみてくださいね。