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韓国語の語尾の一つに、友達言葉であるパンマルがありますね。韓流ドラマで登場人物がパンマルを話すのを見て、自分も自然に使いこなせるようになりたいと思う人は多いのではないでしょうか?
そこで今回はパンマルについて学習しましょう。
友達同士で使う韓国語!パンマル
挨拶の仕方
「パンマル」(반말)の「반」は漢字の「半」で、「말」は「言葉」という意味があります。
これは友人や年下の人と話すときに使われるカジュアルな話し方のことです。
挨拶の言葉「안녕하세요」はパンマルでは「안녕」(やあ)といいます。
「안녕」は「じゃあね」と別れるときの挨拶としても使えます。
返事の仕方
パンマルで「うん」と肯定の返事をするときは「응」と言います。
また、否定の返事「ううん」は「아니」、「違うよ」は「아니야」と言います。
あいまいな返事の「さあ」は「글쎄」です。
人称代名詞
一人称の「私」は「나」、「私の」は「내」、「私が」は「내가」です。
「私たち」は「우리」になります。
二人称の「君」は「너」です。
「君の」は「네」でニと発音し、「君が」は「네가」でニガと発音します。
「君たち」は「너희」といいます。
해요体から요をとった形
パンマルでの叙述形「~する」・疑問形「~するの?」・命令形「~して」・勧誘形「~しよう」は、丁寧語である해요体の「~아/어/여요」から요をとった形で「~아/어/여」となります。
집에서 공부해.
家で勉強するよ。
언제 공부해?
いつ勉強してるの?
빨리 공부해.
早く勉強しろ。
같이 공부해.
一緒に勉強しよう。
過去形も「~았/었어요」から요をとった形である「~았/었/였어」(~だった)になります。
나는 작년에 결혼했어.
僕は去年結婚したんだ。
尊敬語の「~(으)세요」も「~(으)셔」(~される、~しなさい)となります。
할아버지가 좀 편찮으셔.
おじいちゃんがちょっと具合悪いんだ。
~(이)야を付ける形
指定詞の現在形「~だよ」を表すときには、母音で終わる名詞には「~야」、パッチムで終わる名詞には「~이야」を付けます。
유미:시험이 언제야?
試験はいつ?
소연:다음주 수요일이야.
来週水曜日だよ。
未来や推測の表現は、動詞や形容詞に「~(으)ㄹ 거야」(~するだろう)を付けます。
이번 방학에 고향에 갔다 올 거야.
今度の休みに故郷に行ってくるつもり。
~자を付ける形
一緒に「~しよう」と勧誘したいときは해요体の요をとった形でも表現できますが、「~자」を付けることもできます。
우리 쇼핑하러 가자.
私たちショッピングしに行こう。
名前の呼び方
韓国人の名前を呼ぶとき、パンマルでは名前に「~아/야」を付けます。
母音で終わっている名前には「~아」、パッチムで終わっている名前には「~야」を付けます。
パッチムで終わる名前を発音するときには、名前の最後のパッチムと「~야」が連音化するので注意が必要です。
例えば下記の例文では「소연」と「~아」がソヨナというように連音化します。
유미:소연아, 안녕.
ソヨン、じゃあね。
소연:안녕, 유미야.
じゃあね、ユミ。
まとめ
今回は韓国語の友達言葉であるパンマルについてご紹介しましたが、いかがでしたか?
この記事で出てきた例文を参考にしながら、パンマルがスラスラ言えるように練習してみてくださいね。