韓国語で「お願いします」と言いたいときは?依頼するときの表現

    1. 韓国語講座・勉強

    人間は誰しも一人では生きていけませんので、誰かに何かをお願いすることがありますね。韓国語で「お願いします」と言いたいときはどんな言い方をしたらいいのでしょうか?

    今回は、他人に何かを依頼するときに使える韓国語表現を例文と共に学習しましょう。

    韓国語で「お願いします」と言いたいときは?他人に何かを依頼するときに使える韓国語表現

    時間的余裕の有無

    誰かに何かを頼むとき

    まずは声をかけて、時間の余裕があるかどうかを聞いてみましょう。

    부탁이 하나 있는데 혹시 시간이 있어요?

    一つお願いがあるんですが、もしかして時間ありますか?

    「お願い」は韓国語で「부탁」ですが、漢字で「付託」と書きます。上記の例文では「부탁이 있다」(お願いがある)という使い方をしています。

    선배님, 부탁할 있는데 시간 괜찮으세요?

    先輩、お願いしたいことがあるんですが、お時間大丈夫ですか?

    부탁」を使った表現

    부탁을 하다」(お願いをする)というものもあります。

    교수님, 부탁 드릴 있는데 지금 시간 있으세요?

    教授、お願いしたいことがあるのですが、今ちょっとお時間よろしいですか?

    目上の人に頼み事をするときは尊敬語「부탁을 드리다」(お願いを申し上げる)を用います。

    韓国のシンボルに囲まれた、くしゃくしゃの紙の山の中に「助けて」と書かれた看板を持つ手。

    援助の依頼

    助けを求める表現には、以下のような言い方があります。

    선생님, 혹시 지금 시간 있으시면 부탁을 들어줄 있으세요?

    先生、もし今お時間よろしければ、お願いを聞いていただけますか?

    부탁을 들어주다」は「お願いを聞いてくれる」という意味です。

    부탁이 있는데 도와줄 있어?

    私、頼みがあるんだけど、ちょっと手伝ってくれる?

    援助してもらいたいときには「도와주다」(助けてくれる)も使えます。

    依頼内容

    お願いしたい内容を伝えるときには、動詞の語幹に「// 주다」(~してくれる)を付ける表現を使用してみましょう。

    このとき「하다」で終わらない動詞の場合は、語幹の最後の母音がであれば「 주다」、以外であれば「 주다」を語幹に付けます。

    하다」で終わる動詞の語幹の場合は語幹に「 주다」を付けるので「하여 주다」となりますが、それを縮約した「 주다」がよく用いられます。

    시간 있으면 짐을 같이 옮겨 .

    時間があるなら、この荷物を一緒に運んで。

    相手が年下の人なら

    カジュアルな話し方で「~아//여 줘」(~してくれ)と頼むことができます。

    밥 좀 사 줘요.

    ちょっとご飯おごってください。

    컴퓨터를 고쳐 주세요.

    パソコンを直してください。

    友人には「// 줘요」「// 주세요」(~してください)と丁寧に命令できるかもしれません。

    죄송한데 빌려 있어요?

    申し訳ないんですけど、この本を少し貸してもらえますか?

    もし聞き手が年上の人であれば可能の表現を用いて「// 있어요?」(~してもらえますか?)と質問できます。

    크게 써 줄 수 있으세요?

    大きく書いていただけますか?

    より丁寧にお願いしたければ

    있어요」を「있으세요」にして、「~아//여 줄 수 있으세요?」(~していただけますか?)と言ってみてください。

    인터넷에서 자료를 찾아 주실래요?

    インターネットで資料を探してくださいますか?

    ~아//여 주실래요?」(~してくださいますか?)というふうに相手の意向を丁寧に尋ねる表現もできます。

    韓国のビジネスウーマンがオフィスでクリップボードを保持しています。

    죄송하지만 이유 설명해주시겠어요?

    申し訳ありませんが、その理由をちょっと説明してくださいますか?

    다시 한번 말씀해주실 수 있으세요?

    もう一度おっしゃっていただけますか?

    立場が上の人には「// 주시겠어요?」(~してくださいますか?)や「// 주실 있으세요?」(~していただけますか?)という疑問文が使えます。

    이거 번역 부탁해요.

    これ翻訳ちょっとお願いします。

    계산을 부탁합니다.

    お会計をお願いします。

    お願いをするときには、頼み事の内容を意味する名詞に、助詞の「~/」(~を)を付けてから、動詞「부탁하다」(お願いする)を用いるという方法を使ってもかまいません。

    その際「~/」は省略することもできます。

    긍정적인 검토 부탁드려요.

    前向きなご検討お願いいたします。

    통역 부탁드려도 될까요?

    通訳ちょっとお願いしてもよろしいですか?

    이메일을 보냈는데 확인 부탁드립니다.

    Eメールを送ったのですが、ご確認ちょっとお願いいたします。

    사인 장만 부탁드릴게요.

    サイン一枚だけお願いしますね。

    目上の人に依頼する場合

    부탁하다」(お願いする)を尊敬語の「부탁드리다」(お願い申し上げる)に置き換えてみてください。

    ピンクの背景に手を組んで祈る韓国のアジア人実業家。

    感謝の言葉

    手伝ってもらったら、お礼を言いましょう。韓国語には感謝を表すときに用いる単語が二種類あります。

    形容詞の「고맙다」(ありがたい)と、形容詞としても動詞としても使える「감사하다」(感謝する)の二つです。

    고맙다」(ありがたい)は固有語、つまり韓国独自の言葉です。「감사하다」(感謝する)は漢字語、つまり漢字から作られた言葉です。

    덕분에 살았어. 진짜 고마워.

    おかげで助かった。本当にありがとう。

    通常「하다」を「」にすると友達言葉のパンマルになりますね。

    しかし、同等もしくは目下の人に「감사하다」を「감사해」というふうに変えて、お礼を言うことには違和感があります。

    友達や後輩には「고마워」(ありがとう)を使う方が適切です。

    도와줘서 정말 고마워요.

    助けてくれて本当にありがとう。

    家族など身近な人に感謝を表すとき

    くだけた表現としては「고마워요」(ありがとうね)があります。

    짐을 옮겨 주셔서 감사해요.

    荷物を運んでくださり、ありがとうございます。

    年上の親しい間柄の人に感謝の思いを伝えるときには「감사해요」(感謝します)という言い方をします。

    감사합니다. 바쁘신데 이런 부탁을 드려서 죄송해요.

    ありがとうございます。お忙しいのに、こんなお願いをいたしまして申し訳ありません。

    上位の立場の人や目上の人が相手

    감사합니다」(感謝します)と言って、感謝の気持ちを伝えると良いでしょう。

    고맙습니다. 큰 도움이 되었습니다.

    ありがとうございます。とても助けになりました。

    もう少しやわらかくお礼を言いたければ「고맙습니다」(ありがとうございます)を用います。

    제 부탁을 들어주셔서 감사드립니다.

    私の頼み事を聞いていただき、感謝いたします。

    ビジネスシーンでは「감사드립니다」(感謝いたします)という敬語表現を使用して、丁寧にお礼を伝えます。

    まとめ

    今回は誰かにお願いするときに使える韓国語表現をご紹介いたしましたが、どうでしたか?話し相手によって表現を使い分けなければならないので、難しさを感じたかもしれませんね。

    どんどん口に出すことによって慣れていきましょう。

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