韓国語を勉強している皆さんの中には、韓国留学やワーホリに行きたいと思っている方がいらっしゃるかもしれません。その際、アルバイトをすることを考えている方もおられるのではないでしょうか。
今回は韓国でのアルバイトの探し方についてご紹介します。
求人情報探しから面接までのステップと韓国語例文
求人情報探し
韓国でアルバイトをしたいと思ったら、まずはアルバイトの求人情報を探しましょう。IT化が進んでいる韓国では、インターネットの求人情報サイトで探すのが一般的な方法です。
韓国にはアルバモン(알바몬)やアルバ天国(알바천국)といった求人サイトがあります。会員登録をして「일본어」「일어」(日本語)「일본인」(日本人)などとキーワードを入力し、検索してみましょう。
また、学校の掲示板や店頭にアルバイト募集の張り紙をしていることもありますので、よく見てみましょう。韓国はコネ社会なので、知り合いの紹介でアルバイト情報をゲットできることもあります。
履歴書の作成
アルバイトの応募先が見つかったら、履歴書(이력서)を作成してみましょう。
求人サイトを利用する場合は、サイト内で情報を入力し、履歴書を作ります。手書きで書きたい場合は、文房具屋さんや100円ショップで履歴書を購入することができます。インターネットで様式をダウンロードして、作成することもできます。
履歴書の書き方は日本と一緒で、住所や連絡先、学歴や職歴、資格などを記載します。
また、証明写真も用意します。写真スタジオや地下鉄の駅にあるスピード写真機で撮影すると良いでしょう。外見至上主義である韓国では、撮影後に修正もしてもらえます。
自己紹介書の作成
アルバイトの場合、提出書類は履歴書だけで大丈夫なところがほとんどですが、中には履歴書とは別に自己紹介書(자기소개서)を提出しなければならない場合もあります。
自己紹介書とは、自分の成長過程や性格、経歴や志望動機などをA41枚ほどにまとめたものなので、時間をかけて準備しましょう。
応募
応募書類が準備できたら、実際に応募してみましょう。求人サイト内にある応募フォームから申し込みすることもできますし、電話やメールで直接連絡することもできます。
面接
採用担当者と連絡がとれたら、いよいよ面接です。
韓国語で面接を受けるとなると、不安を感じたり緊張したりするかもしれません。何度も練習して本番に備えましょう。
面接時には、きちんと契約内容を確認することが大切です。2018年現在の最低賃金は時給7,530ウォンです。日本円にすると753円ぐらいなので、日本と比較すると安いですね。
また、韓国では日本と違って、交通費は支払われない場合が多いですが、食事代が支給されることがあります。
では、アルバイトの面接の場面での会話の例文を見てみましょう。
例文
면접관:이력서를 보면 해외연수 경험이 있다고 써있는데, 어떤 연수를 다녀왔습니까?
面接官:履歴書を見ると海外研修経験があると書いてありますが、どのような研修に行ったのですか。
지원자:네. 저는 대학교 3학년 때에 1년간 미국으로 어학연수를 갔다왔습니다.
応募者:はい。私は大学3年のときに1年間、アメリカへ語学研修に行ってきました。
면접관:알겠습니다. 검토해보고 나중에 연락드리도록 하겠습니다. 수고하셨습니다.
わかりました。検討して、後で連絡するようにいたします。お疲れ様でした。
지원자:네.면접의 기회를 주셔서 감사합니다.
はい。面接の機会をくださり、ありがとうございました。
いかがでしたか。韓国でアルバイトをする自信がないという方もいらっしゃるかもしれませんが、貴重な経験になるので、韓国留学やワーキングホリデーに行く予定の方はぜひ挑戦してみてくださいね。