今回は「聞く」という表現が、韓国語ではどのように表現されるかについてご紹介したいと思います。
韓国語で学ぶ:「聞く・尋ねる」の使い方と表現の違い
音を聞く
音を聞く「듣다」
音楽を聴く、話を聞くのように音や声を聞く場合は「듣다」という表現を使います。
では、実際の例を見てみましょう。
例文
희애:이 노래 들으면 고등학생 때가 생각난다.
ヒエ:この歌聞くと高校時代の時が思い出すよ。
미애:너도 그래? 나도…공부는 다시 하기 싫은데 그 때 정말 재밌었어.
ミエ:あなたもそう?私も…勉強はまたしたくないけどその時は本当に楽しかった。
희애:그러게…
ヒエ:そう…
効果がある・効き目がある
効果がある・効き目がある「듣다」
薬が効く、ブレーキが利かないのように効き目があるという意味の「利く」、「効く」の場合も同じく「듣다」という表現を使います。
では、実際の例を見てみましょう。
例文
희애:이 감기약 너무 안 듣는다. 병원에 갈까?
ヒエ:この風邪薬本当に効かない。病院に行く?
미애:요즘 감기 걸린 사람 많지? 환절기니까 몸 조심해.
ミエ:最近風邪引いている人多いね。季節の変わり目だから体調気を付けてね。
희애:너도 조심해. 정말 독하다.
ヒエ:あなたも気を付けてね。(今の風邪)本当にひどいよ。
尋ねる
尋ねる「묻다」
道を聞く、わからないところを聞くのように「尋ねる」意味では「묻다」という表現を使います。
では、実際の例を見てみましょう。
例文
희애:미애야, 너 인천에 맛집이 어딘지 아니?
ヒエ:ミエちゃん、あなたインチョンのおいしいところ知っている?
미애:아니…잘 모르는데. 김과장님한테 물어봐. 과장님 인천에 사시니까.
ミエ:いや…よくわからないけど。キム課長(様)に聞いてみて。課長はインチョンに住んでいるから。
희애:정말? 물어봐야겠다.
ヒエ:本当に?聞いてみる。
利く
利く「되다」
機械の操作が利く、保険が利くの場合には「되다」という表現を使います。
では、実際の例を見てみましょう。
例文
희애:미애야, 성형수술도 보험이 되니?
ヒエ:ミエちゃん、整形手術も保険利く?
미애:수술에 따라 다를텐데. 왜? 어디 할거야?
ミエ:手術によって違うけど。なんで?どこするの?
희애:응, 코 하고 싶어.
ヒエ:うん、鼻やりたいよ。
口を利く
口を利く「말하다」
「口を利く」の場合には「말하다」という表現を使います。
では、実際の例を見てみましょう。
例文
희애:미애야, 너 지훈씨하고 말하니?
ヒエ:ミエちゃん、あなたジフンさんと口利くの?
미애:응, 왜? 넌 말 안해?
ミエ:うん、なんで?あなたは口利かないの?
희애:응…전에 좀 다퉜거든.
ヒエ:うん…前口喧嘩をしてしまって…
미애:그랬었구나.
ミエ:そうだったんだ。
いかがでしたか。
「おいしいところ」という意味での「맛집」という表現がありました。
最近韓国では「맛집투어(グルメツアー)」が流行っています。皆さんも韓国に来たら「맛집투어」してみてください。
では、また次回お会いしましょう。