【完全ガイド】韓国語「はじめまして」をマスター!第一印象で差をつけるシーン別挨拶&自己紹介フレーズ集
新しい出会いはいつも少し緊張するもの。特に、言葉や文化が異なる相手との初めての挨拶は、どうすれば良い印象を与えられるか悩むポイントですよね。韓国ドラマやK-POPの影響で韓国に興味を持ち、韓国人の友人を作りたい、ビジネスで関わる機会がある、あるいは旅行先で現地の人と交流したいと考えている方も多いのではないでしょうか。そんな時、最初の関門となるのが「はじめまして」の挨拶です。心のこもった適切な挨拶は、相手との距離をぐっと縮め、良好な関係を築くための第一歩となります。この記事では、韓国語の「はじめまして」に関するあらゆる疑問を解消し、自信を持って挨拶できるよう、基本表現からシーン別の使い分け、好印象を与える自己紹介のコツまで、徹底的に解説します。初心者から中級者まで役立つ情報を網羅。さあ、あなたも韓国語の挨拶マスターを目指しましょう!
目次
韓国語で「はじめまして」を表す基本の3大表現
韓国語で「はじめまして」と伝えたい時、主に使われる代表的な表現が3つあります。それぞれ丁寧さの度合いやニュアンスが異なるため、相手や状況に合わせて使い分けることが重要です。まずは、これらの基本表現をしっかりと押さえましょう。
1. 最も丁寧な「はじめまして」:처음 뵙겠습니다 (チョウム ペッケッスムニダ)
처음 뵙겠습니다 (チョウム ペッケッスムニダ)
は、直訳すると「初めてお目にかかります」となり、非常に丁寧でかしこまった表現です。目上の人、ビジネスの取引先、公的な場面など、相手に最大限の敬意を示したい場合に用いるのが最も適切です。
解説:
– 처음 (チョウム)
: 「初めて」という意味の名詞または副詞です。
– 뵙다 (ペプタ)
: 「お目にかかる」「お会いする」という意味の謙譲語(自分をへりくだる言葉)です。「会う」の보다 (ポダ)
や 만나다 (マンナダ)
の謙譲表現にあたります。
– -겠습니다 (-ケッスムニダ)
: 未来の意志や推測を表す丁寧な語尾ですが、ここでは改まった挨拶の定型表現として使われています。
この表現は、韓国語の教科書で最初に習う「はじめまして」としても有名です。外国人学習者が使うと、「丁寧な言葉遣いができる人だな」と好印象を持たれやすいでしょう。ただし、親しい間柄やカジュアルな場面で使うと、少し堅苦しく、距離感を感じさせてしまう可能性もあります。
発音のポイント:
– 처음
の 처 (チョ)
は激音です。息を強く前に押し出すように意識して発音しましょう。「チョ」と「チュ」の中間のような音に聞こえることもあります。
– 뵙겠습니다
の 뵙겠 (ペッケッ)
の部分は、ㅂ
パッチムの後に ㄱ
が続くため、[뵙껟습니다 ペッケッスムニダ]
のように濃音化(音が詰まるように硬くなる)して発音されます。意識して「ペッ」と強く発音するのではなく、自然に音が変化する感覚です。
– 全体的に、語尾の -습니다 (スムニダ)
は、日本語の「~です、ます」にあたる丁寧な言い方です。

ビジネスシーンなど、改まった場面では「처음 뵙겠습니다」が最適です。
2. 一般的で好意的な「はじめまして」:만나서 반갑습니다 (マンナソ パンガプスムニダ)
만나서 반갑습니다 (マンナソ パンガプスムニダ)
は、「お会いできて嬉しいです」という意味の表現です。 처음 뵙겠습니다
ほど堅苦しくなく、相手に対する好意や喜びの気持ちを伝えられるため、非常に幅広く使われています。ビジネスシーンでも、처음 뵙겠습니다
の後に続けて言うことも多いです。
解説:
– 만나서 (マンナソ)
: 「会う」という意味の動詞 만나다 (マンナダ)
の語幹に、理由や原因を表す接続語尾 -아서/어서 (-アソ/オソ)
が付いた形。「会って」「会えたので」という意味になります。
– 반갑습니다 (パンガプスムニダ)
: 「嬉しい」「喜ばしい」という意味の形容詞 반갑다 (パンガプタ)
の丁寧な語尾 -ㅂ니다/습니다 (-ムニダ/スムニダ)
形です。
この表現は、初対面の相手に対してポジティブな印象を与えたい場合に最適です。笑顔で言うと、より親しみやすさが伝わるでしょう。韓国ドラマなどでも、登場人物が新しい出会いの場面で "만나서 반갑습니다!"
と元気に挨拶するシーンがよく見られます。
バリエーション:
- 만나서 반가워요 (マンナソ パンガウォヨ):
-ㅂ니다/습니다
よりも少し柔らかい丁寧語尾-아요/어요 (-アヨ/オヨ)
を使った形。より親しみを込めたい場合や、女性が好んで使う傾向があります。ただし、非常に目上の人や厳格なビジネスシーンでは-습니다
形の方が無難です。 - 만나 뵙게 되어 반갑습니다 (マンナ ペッケ トェオ パンガプスムニダ): 「お会いすることになり嬉しいです」という意味で、
뵙다
を使っているため、より丁寧さが増します。처음 뵙겠습니다
と同程度の丁寧さで「嬉しい」気持ちを伝えたい場合に適しています。
使い方のヒント:
처음 뵙겠습니다. 만나서 반갑습니다. (チョウム ペッケッスムニダ。マンナソ パンガプスムニダ。)
のように、二つの表現を続けて使うと、非常に丁寧かつ好意的な第一印象を与えることができます。
3. 日常的で親しみやすい「はじめまして」:안녕하세요 (アンニョンハセヨ)
안녕하세요 (アンニョンハセヨ)
は、「こんにちは」として最もよく知られている韓国語の挨拶ですが、実は初対面の場面でも「はじめまして」の意味合いで非常によく使われます。特に、友人からの紹介や、比較的カジュアルな集まり、同年代や年下と思われる相手に対して使うと、自然で親しみやすい印象になります。
解説:
– 안녕 (アンニョン)
: 「安寧」という漢字語で、「安らか」「無事」といった意味があります。
– -하세요 (-ハセヨ)
: 「~する」という意味の動詞 하다 (ハダ)
の丁寧な命令形または叙述形。안녕하세요?
は直訳すると「安寧でいらっしゃいますか?」となり、相手の安否を気遣う挨拶です。
ビジネスシーンや明らかに目上の人に対して、これだけで「はじめまして」の挨拶とするのは少し軽すぎると捉えられる可能性もあります。そのような場合は、안녕하세요
の後に 처음 뵙겠습니다
や 만나서 반갑습니다
を続けるのが良いでしょう。
バリエーション:
- 안녕하십니까? (アンニョンハシムニッカ?):
안녕하세요
よりもさらに丁寧でかしこまった言い方。ニュースキャスターが使ったり、公式なスピーチの冒頭で使われたりします。初対面の挨拶としては처음 뵙겠습니다
の方が一般的ですが、非常にフォーマルな場面では使われることもあります。 - 안녕 (アンニョン): 親しい友人同士や年下に対して使うタメ口(パンマル)の挨拶。「やあ」「よっ」といったニュアンス。初対面で使うのは失礼にあたるので注意が必要です。
状況判断のポイント:
相手との関係性や場の雰囲気が読めない場合は、まず 안녕하세요
で挨拶し、相手の反応を見ながら、必要に応じて 처음 뵙겠습니다
や 만나서 반갑습니다
を付け加えるという方法も考えられます。

友人からの紹介など、カジュアルな場面では「안녕하세요」が自然です。
【シーン別】韓国語「はじめまして」使い分けマスターガイド
基本の3表現を理解したところで、次は具体的なシチュエーションに合わせて最適な挨拶を選ぶ練習をしましょう。相手や状況によって適切な表現を選ぶことが、スムーズなコミュニケーションと良い第一印象につながります。
1. ビジネスシーン(会議、商談、面接など)
ビジネスシーンでは、礼儀正しさが何よりも重視されます。相手が取引先、上司、面接官など、敬意を払うべき相手である場合は、迷わず最も丁寧な表現を選びましょう。
推奨される挨拶:
처음 뵙겠습니다. (チョウム ペッケッスムニダ)
(続けて) 만나서 반갑습니다. (マンナソ パンガプスムニダ)
最初に 처음 뵙겠습니다
で敬意を示し、続けて 만나서 반갑습니다
でお会いできた喜びを伝えるのが一般的です。名刺交換をする場合は、名刺を渡しながらこれらの挨拶を述べると良いでしょう。
会話例 (面接):
面接官: 들어오세요. (トゥロオセヨ / お入りください。)
あなた: 네. (ネ / はい。)
(席に着く前にお辞儀をしながら)
あなた: 안녕하십니까. 처음 뵙겠습니다. 김민지라고 합니다. 만나서 반갑습니다. (アンニョンハシムニッカ。チョウム ペッケッスムニダ。キム・ミンジラゴ ハムニダ。マンナソ パンガプスムニダ。/ こんにちは。初めてお目にかかります。キム・ミンジと申します。お会いできて嬉しいです。)
2. 目上の人(先生、先輩、親の友人など)
韓国は儒教文化の影響が強く、年齢や社会的地位による上下関係を重んじる傾向があります。目上の人に対しては、失礼のないよう丁寧な言葉遣いを心がける必要があります。
推奨される挨拶:
안녕하세요. 처음 뵙겠습니다. (アンニョンハセヨ。チョウム ペッケッスムニダ。)
または
안녕하세요. 만나서 반갑습니다. (アンニョンハセヨ。マンナソ パンガプスムニダ。)
안녕하세요
で始め、続けて 처음 뵙겠습니다
か 만나서 반갑습니다
を添えるのが一般的です。相手が非常に年配の方や社会的地位の高い方の場合は、처음 뵙겠습니다
を使う方がより敬意が伝わります。
会話例 (先生への挨拶):
あなた: 선생님, 안녕하세요. 처음 뵙겠습니다. 타나카라고 합니다. (ソンセンニム, アンニョンハセヨ。チョウム ペッケッスムニダ。タナカラゴ ハムニダ。/ 先生、こんにちは。初めてお目にかかります。田中と申します。)
先生: 아, 타나카 씨. 반가워요. (ア、タナカ シ。パンガウォヨ。/ ああ、田中さん。嬉しいです(はじめまして)。)
3. 同年代や年下、友人からの紹介などカジュアルな場面
友人から紹介された同年代の人や、サークル、交流会など比較的リラックスした雰囲気の場では、少しくだけた表現を使っても大丈夫です。ただし、初対面であることには変わりないので、最低限の丁寧さは保ちましょう。
推奨される挨拶:
안녕하세요. 만나서 반가워요. (アンニョンハセヨ。マンナソ パンガウォヨ。)
または単に
안녕하세요. (アンニョンハセヨ。)
만나서 반가워요
は -아요/어요
形で柔らかい印象を与え、親しみやすさを演出できます。相手が明らかに年下で、場の雰囲気も非常にカジュアルであれば、안녕하세요
だけで済ませることもあります。しかし、相手の年齢がはっきりしない場合や、少しでも迷う場合は、만나서 반가워요
を付けておくと丁寧すぎるということはなく、無難です。
会話例 (友人からの紹介):
友人A: 수현아, 내 친구 유키야. 유키, 이쪽은 내 친구 박수현. (スヒョナ、ネ チング ユキヤ。ユキ、イチョグン ネ チング パク・スヒョン。/ スヒョン、私の友達のユキだよ。ユキ、こっちは私の友達のパク・スヒョン。)
あなた(ユキ): 안녕하세요. 만나서 반가워요. 유키라고 해요. (アンニョンハセヨ。マンナソ パンガウォヨ。ユキラゴ ヘヨ。/ こんにちは。お会いできて嬉しいです。ユキと言います。)
スヒョン: 네, 안녕하세요. 반가워요. 수현이에요. (ネ、アンニョンハセヨ。パンガウォヨ。スヒョニエヨ。/ はい、こんにちは。嬉しいです。スヒョンです。)
好印象を与える!「はじめまして」に続く韓国語自己紹介フレーズ
「はじめまして」の挨拶が無事にできたら、次は自己紹介です。スムーズな自己紹介は、相手に自分を理解してもらい、会話を弾ませるための重要なステップです。ここでは、基本的な自己紹介の構成要素と、それぞれのフレーズを丁寧語(-ㅂ니다/습니다
または -아요/어요
)でご紹介します。
1. 自己紹介の基本構成
一般的な自己紹介の流れは以下のようになります。もちろん、状況に応じて順番を変えたり、省略したりしても構いません。
- 挨拶 (「はじめまして」など)
- 名前
- 年齢 (※韓国では重要視されることが多い)
- 出身地 / 国籍
- 住んでいる場所 (任意)
- 職業 / 所属
- 趣味 / 興味 (会話のきっかけに)
- 締めの挨拶 (「よろしくお願いします」など)
2. 名前を伝える表現
丁寧 (ハムニダ体):
– 저는 [名前]라고 합니다. (チョヌン [名前]ラゴ ハムニダ)
/ 私は [名前] と申します。
(名前がパッチムで終わる場合: 例: キム → 김이라고 합니다 キミラゴ ハムニダ)
(名前が母音で終わる場合: 例: ユキ → 유키라고 합니다 ユキラゴ ハムニダ)
– 제 이름은 [名前]입니다. (チェ イルムン [名前]イムニダ)
/ 私の名前は [名前] です。
(名前がパッチムで終わる場合: 例: キム → 김입니다 キミムニダ)
(名前が母音で終わる場合: 例: ユキ → 유키입니다 ユキイムニダ)
やや丁寧 (ヘヨ体):
– 저는 [名前]라고 해요. (チョヌン [名前]ラゴ ヘヨ)
/ 私は [名前] と言います。
– 제 이름은 [名前]예요/이에요. (チェ イルムン [名前]イェヨ/イエヨ)
/ 私の名前は [名前] です。
(名前がパッチムで終わる場合: 例: キム → 김이에요 キミエヨ)
(名前が母音で終わる場合: 例: ユキ → 유키예요 ユキイェヨ)
3. 年齢を伝える表現
韓国では年齢を聞かれることが日本よりも一般的です。年齢によって言葉遣いが変わるため、関係性をはっきりさせるために尋ねることがあります。失礼にはあたりませんが、答えたくない場合は無理に答える必要はありません。
年齢の言い方 (固有数詞 + 살 Sal):
– 20歳: 스무 살 (スム サル)
– 25歳: 스물다섯 살 (スムルダソッ サル)
– 30歳: 서른 살 (ソルン サル)
– 31歳: 서른한 살 (ソルンハン サル)
※固有数詞の1(하나/ハナ), 2(둘/トゥル), 3(셋/セッ), 4(넷/ネッ), 20(스물/スムル)は、後に助数詞(살など)が付くと形が変わる(한/ハン, 두/トゥ, 세/セ, 네/ネ, 스무/スム)ので注意。
丁寧 (ハムニダ体):
– 저는 [年齢]살입니다. (チョヌン [年齢]サリムニダ)
/ 私は [年齢] 歳です。
– 제 나이는 [年齢]살입니다. (チェ ナイヌン [年齢]サリムニダ)
/ 私の年は [年齢] 歳です。
やや丁寧 (ヘヨ体):
– 저는 [年齢]살이에요. (チョヌン [年齢]サリエヨ)
/ 私は [年齢] 歳です。
– [年齢]살이에요. ([年齢]サリエヨ)
/ [年齢] 歳です。 (主語を省略してもOK)
生まれ年で伝える方法:
年齢を直接言う代わりに、生まれ年(干支ではなく西暦)で伝えることも多いです。特に同い年を探すときなどに使われます。
– 저는 [年号]년생입니다/년생이에요. (チョヌン [年号]ニョンセンイムニダ/ニョンセンイエヨ)
/ 私は [年号] 年生まれです。
例: 저는 95년생이에요. (チョヌン クオ ニョンセンイエヨ)
/ 私は95年生まれです。
4. 出身地・国籍・居住地を伝える表現
国籍:
– 저는 일본 사람입니다/사람이에요. (チョヌン イルボン サラミムニダ/サラミエヨ)
/ 私は日本人です。
– 일본에서 왔습니다/왔어요. (イルボネソ ワッスムニダ/ワッソヨ)
/ 日本から来ました。
出身地 (日本国内):
– 도쿄 출신입니다/출신이에요. (トキョ チュルシニムニダ/チュルシニエヨ)
/ 東京出身です。
– 고향은 오사카입니다/오사카예요. (コヒャンウン オサカイムニダ/オサカイェヨ)
/ 故郷は大阪です。 (고향 コヒャン
= 故郷)
居住地:
– 지금은 서울에 살고 있습니다/살고 있어요. (チグムン ソウレ サルゴ イッスムニダ/サルゴ イッソヨ)
/ 今はソウルに住んでいます。
5. 職業・所属を伝える表現
– 저는 [職業]입니다/이에요/예요. (チョヌン [職業]イムニダ/イエヨ/イェヨ)
/ 私は [職業] です。
– 제 직업은 [職業]입니다/이에요/예요. (チェ チゴブン [職業]イムニダ/イエヨ/イェヨ)
/ 私の職業は [職業] です。 (직업 チゴプ
= 職業)
職業の例:
– 会社員: 회사원 (フェサウォン)
– 学生: 학생 (ハクセン)
(大学生なら 대학생 テハクセン
)
– 主婦: 주부 (チュブ)
– 公務員: 공무원 (コンムウォン)
– 教師: 교사 (キョサ)
/ 先生: 선생님 (ソンセンニム)
– エンジニア: 엔지니어 (エンジニオ)
– デザイナー: 디자이너 (ティジャイノ)
– フリーランサー: 프리랜서 (プリレンソ)
所属 (会社名や学校名など):
– [会社名]에서 일하고 있습니다/일하고 있어요. ([会社名]エソ イルハゴ イッスムニダ/イルハゴ イッソヨ)
/ [会社名]で働いています。
– [大学名]에 다니고 있습니다/다니고 있어요. ([大学名]エ タニゴ イッスムニダ/タニゴ イッソヨ)
/ [大学名]に通っています。

職業や所属を伝えると、相手も共通点を見つけやすくなります。
6. 趣味・興味を伝える表現
趣味や興味について話すと、会話が弾みやすくなります。特に韓国に関連する趣味があれば、積極的に伝えてみましょう。
趣味 (취미 チュィミ):
– 제 취미는 [趣味]입니다/이에요/예요. (チェ チュィミヌン [趣味]イムニダ/イエヨ/イェヨ)
/ 私の趣味は [趣味] です。
– 저는 [趣味]를 좋아합니다/좋아해요. (チョヌン [趣味]ルル チョアハムニダ/チョアヘヨ)
/ 私は [趣味] が好きです。
趣味の例:
– 音楽鑑賞: 음악 감상 (ウマク カムサン)
– K-POPを聴くこと: 케이팝 듣기 (ケイパプ トゥッキ)
– 映画鑑賞: 영화 감상 (ヨンファ カムサン)
/ 영화 보기 (ヨンファ ポギ)
(映画を見ること)
– 韓国ドラマを見ること: 한국 드라마 보기 (ハングク トゥラマ ポギ)
– 読書: 독서 (トクソ)
– 運動: 운동 (運動)
– 旅行: 여행 (ヨヘン)
– 料理: 요리 (ヨリ)
– 韓国語の勉強: 한국어 공부 (ハングゴ コンブ)
会話のきっかけ作り:
제 취미는 한국 드라마 보기예요. 혹시 추천하는 드라마 있어요? (チェ チュィミヌン ハングク トゥラマ ポギエヨ。ホクシ チュチョナヌン トゥラマ イッソヨ?)
/ 私の趣味は韓国ドラマを見ることです。もしかして、おすすめのドラマはありますか?
7. 締めの挨拶「よろしくお願いします」
自己紹介の最後には、「よろしくお願いします」と伝えて締めくくりましょう。
丁寧 (ハムニダ体):
– 잘 부탁드립니다. (チャル プタクドゥリムニダ)
やや丁寧 (ヘヨ体):
– 잘 부탁해요. (チャル プタケヨ)
より丁寧に付け加える表現:
– 앞으로 잘 부탁드립니다/부탁해요. (アプロ チャル プタクドゥリムニダ/プタケヨ)
/ 今後ともよろしくお願いします。
「はじめまして」だけじゃない!関連する便利な挨拶表現
初対面の場面では、「はじめまして」以外にも使えると便利な表現がいくつかあります。これらを知っておくと、より豊かで自然なコミュニケーションが可能になります。
1. 「ようこそ」と歓迎する表現
相手を迎え入れる立場の場合に使う表現です。
丁寧 (ハムニダ体):
– 잘 오셨습니다. (チャル オショッスムニダ)
/ ようこそいらっしゃいました。(直訳: よく来られました)
– 어서 오십시오. (オソ オシプシオ)
/ いらっしゃいませ。(店などで使われることが多いですが、歓迎の意味でも使えます)
やや丁寧 (ヘヨ体):
– 잘 오셨어요. (チャル オショッソヨ)
/ ようこそ。
– 어서 와요. (オソ ワヨ)
/ いらっしゃい。
2. 「お会いできて光栄です」と伝える表現
만나서 반갑습니다
よりもさらに敬意と喜びを強調したい場合に用います。著名人や尊敬する人に会った時などに使えます。
丁寧 (ハムニダ体):
– 만나서 영광입니다. (マンナソ ヨングァンイムニダ)
/ お会いできて光栄です。
– 뵙게 되어 영광입니다. (ペッケ トェオ ヨングァンイムニダ)
/ お目にかかれて光栄です。 (뵙다
を使ってより丁寧に)
やや丁寧 (ヘヨ体):
– 만나서 영광이에요. (マンナソ ヨングァンイエヨ)
/ お会いできて光栄です。
영광 (ヨングァン)
は「光栄」という意味の漢字語です。
3. 相手の名前を尋ねる表現
自己紹介の後や、相手が名乗らなかった場合に名前を尋ねるフレーズです。
丁寧 (ハムニダ体):
– 성함이 어떻게 되십니까? (ソンハミ オットケ トェシムニッカ?)
/ お名前は何とおっしゃいますか? (성함 ソンハム
は「名前」の尊敬語)
やや丁寧 (ヘヨ体):
– 성함이 어떻게 되세요? (ソンハミ オットケ トェセヨ?)
/ お名前は何とおっしゃいますか?
– 이름이 뭐예요? (イルミ ムォエヨ?)
/ お名前は何ですか? (より一般的で少しカジュアル)
韓国語の挨拶で注意すべき文化的なポイント
言葉だけでなく、韓国の文化や習慣を理解しておくことも、円滑なコミュニケーションには不可欠です。特に初対面の挨拶においては、以下の点に注意すると良いでしょう。
1. 年齢と敬語の重要性
繰り返しになりますが、韓国では年齢に基づいた上下関係が非常に重要視されます。初対面では、相手の年齢が自分より上か下か、あるいは同い年かによって、使うべき言葉遣い(敬語、丁寧語、タメ口/パンマル)が変わってきます。
- 基本は丁寧語: 初対面では、相手の年齢に関わらず、まずは丁寧語(
-ㅂ니다/습니다
体または-아요/어요
体)を使うのがマナーです。 - 年齢確認: 親しくなる過程で年齢を尋ねたり、尋ねられたりすることがあります。これは失礼なことではなく、適切な言葉遣いを選ぶための情報収集と捉えられています。
- タメ口への移行: 同い年や年下であることが分かっても、すぐにタメ口(パンマル)を使うのは避けましょう。相手から「
말 편하게 하세요 (マル ピョナゲ ハセヨ / 気楽に話してください)
」のように提案されたり、親しくなってから自然に移行したりするのが一般的です。
2. お辞儀 (인사 インサ)
韓国でも挨拶の際にお辞儀をする習慣があります。日本ほど厳格な角度の決まりはありませんが、相手への敬意を示す重要なジェスチャーです。
- 丁寧な場面: ビジネスシーンや目上の人に対しては、腰からしっかりと角度をつけてお辞儀をします(約30~45度程度)。
처음 뵙겠습니다
などの挨拶と同時に行うことが多いです。 - カジュアルな場面: 友人や同年代に対しては、軽く頭を下げる会釈(목례 モンニェ)で済ませることが多いです。
안녕하세요
と言いながら軽く頭を下げます。
3. 握手 (악수 アクス)
特にビジネスシーンでは、挨拶と同時に握手をすることも一般的です。韓国式の握手には少し特徴があります。
- 目下から先に求めるのは避ける: 基本的に、目上の人や地位の高い人から握手を求めてくるのを待つのがマナーとされています。
- 左手を添える: 目上の人と握手する際は、右手で握手をしながら、左手を右手の肘や下に軽く添えるのが丁寧な作法とされています。これは相手への敬意を示すジェスチャーです。
4. 発音の意識 (特に激音・濃音)
韓国語の発音、特に日本語にはない激音(ㅊ, ㅋ, ㅌ, ㅍ
)や濃音(ㄲ, ㄸ, ㅃ, ㅆ, ㅉ
)を意識することで、より自然な韓国語に聞こえ、相手にも聞き取りやすくなります。
例えば、처음 뵙겠습니다 (チョウム ペッケッスムニダ)
の 처 (チョ)
は激音、뵙겠 (ペッケッ)
の ㄲ
は濃音化によって生じる音です。完璧でなくても、意識して発音しようとすることが大切です。
まとめ:自信を持って韓国語で挨拶し、素敵な出会いを!
今回は、韓国語の「はじめまして」の挨拶について、基本表現からシーン別の使い分け、自己紹介フレーズ、そして文化的な注意点まで、幅広く解説しました。ポイントをまとめると以下のようになります。
- 基本の「はじめまして」は3つ:
처음 뵙겠습니다
(最も丁寧)、만나서 반갑습니다
(一般的で好意的)、안녕하세요
(日常的で親しみやすい)。 - シーンに応じて使い分ける: ビジネスや目上の人には丁寧な表現を、カジュアルな場面では親しみやすい表現を選びましょう。迷ったら丁寧な方を選ぶのが無難です。
- 自己紹介は準備が大切: 名前、年齢、出身、職業、趣味など、基本的な情報を韓国語で言えるように練習しておくと、スムーズに会話を始められます。
- 文化的な配慮を忘れずに: 年齢と敬語の関係、お辞儀や握手のマナーなどを知っておくと、より良い印象を与えられます。
最初は少し難しく感じるかもしれませんが、何度も口に出して練習すれば、自然と使えるようになります。大切なのは、完璧な発音や文法よりも、相手に敬意を払い、コミュニケーションを取りたいという気持ちを伝えることです。少しの勇気と、ここで学んだ知識があれば、きっと韓国語での第一印象は格段に良くなるはずです。
さあ、自信を持って "안녕하세요! 만나서 반갑습니다!"
と挨拶して、韓国の人々との素敵な出会いを広げていきましょう!