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以前「아무 ~(이)나」(どんな~でも)という韓国語の表現を学びましたね。
似たような表現に「~(이)든지」(~でも)という文法があります。~の部分に疑問詞を入れると、選択しないことや全てを表します。今回はこの文法について学習しましょう。
韓国語の「~でも」何でも・いつでも・どこでもを使い分ける方法
무슨/어떤/어느 名詞+(이)든지「何の/どんな/どの~でも」
「무슨/어떤/어느 ~(이)든지」の~の部分に名詞を入れると「何の/どんな/どの~でも」という意味になります。
最後の文字がパッチムで終わる名詞には「~이든지」を付けますが、母音で終わる名詞には「~든지」を付けます。
무슨 일이든 열심히 하겠습니다.
どんな仕事でも頑張ります。
上記の例文にあるように「~(이)든지」は「~(이)든」と省略することもできますよ。
무엇이든지/뭐든지(何でも)
事柄や物について尋ねるときに使う疑問詞「무엇」(何)を「~(이)든지」に付けると「무엇이든지」(何でも)になります。
それを縮約した「뭐든지」(何でも)が話し言葉ではよく使われます。
무엇이든지 물어보세요.
何でも聞いてください。
한국 음식이면 뭐든지 좋아요.
韓国料理なら何でもいいです。
언제든지(いつでも)
時を尋ねるときに使う疑問詞「언제」(いつ)を「~(이)든지」に付けると「언제든지」(いつでも)になります。
지수:내일 해도 돼요?
明日してもいいですか?
승연:언제든지 괜찮아요.
いつでも大丈夫です。
어디든지(どこでも)
場所を尋ねるときに使う疑問詞「어디」(どこ)を「~(이)든지」に付けると「어디든지」(どこでも)になります。
어디든지 가고 싶어요.
どこでも行きたいです。
누구든지(誰でも)
人について尋ねるときに使う疑問詞「누구」(誰)を「~(이)든지」に付けると「누구든지」(誰でも)になります。
누구든지 쉽게 할 수 있어요.
誰でも簡単にできます。
人に関しては「어떤 사람이든지」(どんな人でも)も使えます。
어떻게든지(どうにか)
方法などについて尋ねるときに使う疑問詞「어떻게」(どのように)を「~(이)든지」に付けると「어떻게든지」(どうにか)になります。
어떻게든지 해 볼게요.
どうにかしてみます。
얼마든지(いくらでも)
数量や程度を尋ねるときに使う疑問詞「얼마」(いくら)を「~(이)든지」に付けると「얼마든지」(いくらでも)になります。
얼마든지 먹어도 돼요.
いくらでも食べていいですよ。
몇 助数詞+(이)든지「何~でも」
数を聞くときには「몇」(何~)を使いますが、「몇 ~(이)든지」の~の部分に助数詞を入れると「何~でも」という意味になります。
몇 권이든지 빌려 가세요.
何冊でも借りてください。
まとめ
今回の記事では「~(이)든지」(~でも)という韓国語の表現について学習しましたが、きちんと理解できましたか?
以前学習した文法の「아무 ~(이)나」(どんな~でも)と混同されている方もいらっしゃるかもしれません。
しかし「아무 ~(이)나」は様々なものの中からどれを選んでも構わないことを表していますので、ニュアンスが少し違っていましたね。
自信がなくても失敗を恐れずに、どんどん使ってみてくださいね。