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「美しい花」の「美しい」、「おいしい食べ物」の「おいしい」のような連体形、つまり名詞や代名詞を修飾する形は、文章を豊かにしますね。
今回は韓国語の現在連体形について、例を交えながら学習していきましょう。
韓国語の現在連体形(動詞・形容詞・名詞)を解説
動詞の現在連体形
動詞の現在連体形は
語幹に「~는」(~する)を付けることによって作れます。
語幹とは原形から다をとった部分のことです。
例えば「좋아하다」(好む)は語幹「좋아하」に「~는」を接続させて「좋아하는」となります。
좋아하는 사람이 있어요.
好きな人がいます。
ただし語幹の最後の文字がㄹパッチムの場合は
ㄹを脱落させてから「~는」を付けます。
例えば「살다」(住む、生きる)は語幹「살」からㄹパッチムを消し、「~는」を接続させるので「사는」となります。
한국에 사는 친구가 놀러 왔어요.
韓国に住んでいる友達が遊びに来ました。
形容詞の現在連体形
形容詞の現在連体形は
語幹に「~(으)ㄴ」(~い、~な)を付けることによって作れます。
語幹の最後の文字に子音のパッチムがなければ「~ㄴ」となります。
例えば「예쁘다」(美しい)の場合、語幹「예쁘」の最後にはパッチムがないので「~ㄴ」を接続させて「예쁜」になります。
너무 예쁜 사진이네요.
とてもきれいな写真ですね。
語幹の最後の文字にパッチムがあれば
「~은」となります。
例えば「작다」(小さい)の場合、語幹「작」の最後にㄱパッチムがあるので「~은」を接続させて「작은」になります。
작은 집에 살고 있어요.
小さい家に住んでいます。
ただし語幹の最後の文字がㄹパッチムの場合
ㄹが脱落して「~ㄴ」が付きます。
例えば「멀다」(遠い)の場合、語幹「멀」の最後のㄹパッチムを消し、「~ㄴ」を接続させるので「먼」となります。
먼 곳에서 와주셔서 감사합니다.
遠い所から来てくださって、ありがとうございます。
語幹の最後の文字がㅂパッチムのときは
ほとんどの場合でㅂが脱落して「~운」が付きます。
例えば「맵다」(からい)の場合、語幹「맵」の最後にあるㅂパッチムが外され、「~운」が付いて「매운」となります。
매운 라면을 먹고 싶어요.
からいラーメンを食べたいです。
語幹の最後の文字がㅅパッチムの場合
ㅅが脱落して「~은」が付きます。
例えば「낫다」(より良い)の語幹は「낫」なので、語幹の最後ㅅパッチムが消され「나은」となります。
내년에는 지금보다 더 나은 생활을 하고 싶어요.
来年には今よりもっとマシな生活がしたいです。
語幹の最後の文字がㅎパッチムになっているときは
ほとんどの場合でㅎが脱落して「~ㄴ」が付きます。
例えば 「빨갛다」(赤い)を連体形にすると、語幹 「빨갛」の最後にあるㅎが消えて「~ㄴ」が付き「빨간」となります。
빨간 가방을 샀어요.
赤いカバンを買いました。
「있다」(ある、いる)と「없다」(ない、いない)の連体形は、語幹に「~는」を付けて作ります。
재미있는 영화를 봤어요.
面白い映画を観ました。
名詞の現在連体形
名詞の現在連体形は、名詞に「~인」(~である)を付けることによって作れます。
의사인 저도 감기에 걸렸어요.
医者である私も風邪をひきました。
まとめ
今回は韓国語の現在連体形について学習していきましたが、いかがでしたか?
出てきた例文を参考にしながら、現在連体形を積極的に使ってみてくださいね。