目次
韓国語で「暑中見舞い」夏の挨拶を韓国語で書く方法をマスターしよう!
韓国語で夏の挨拶
韓国でも既に梅雨明けし、これから本格的な暑い季節を迎える。
日本には毎年暑い夏を過ごすなか相手の安否を尋ねる「暑中見舞い」という風習があるが、韓国にはそのような風習は特にないようだ。
そこで、韓国語で安否を気遣う挨拶を手紙にしたためてみてはどうだろうか。
きっと韓国人との交流も深まるはずだ。
また、敬語のスキルアップにも充分役立つのでぜひチャレンジしてほしい。
今日の韓国語表現
今日の韓国語表現は요즘 어떻게 지내고 계십니까?―最近いかがお過ごしでしょうか?です。
手紙(편지)やはがき(엽서)にて
先ずは、日常会話でもよく使われるこの決まり文句から始めよう。
요즘 어떻게 지내고 계십니까?
最近いかがお過ごしでしょうか?
지내다は「過ごす」という動詞
「元気ですか?」で一般的によく使われるフレーズは、(요즘)어떻게 지내요?もしくはもっと簡単に、요즘 어때요?と表現してもいい。
だが、手紙に書く季節の挨拶や、目上の人に対して使う丁寧な言いかたでは、例文のように、요즘 어떻게 지내고 계십니까?がいいだろう。
そしてここで大切なポイントとなるのが、계시다である。계시다は「いる」を表す있다の尊敬語。
「いらっしゃる」の意味になる。
계시다は、
肯定文では 계십니다/계세요 疑問文では 계십니까?/계세요? と語尾が活用する。
안녕히 계세요.
さようなら。
편히 계세요.
どうぞくつろいでください。
というふうに、日常的にも頻繁に使用するのでぜひ憶えよう。
手紙を出す相手の家族の安否も忘れずに
가족 분들 모두 건강하게 잘 지내세요?
ご家族の皆さんもお元気ですか?
「~분」は、人に対して使う尊敬語
「~様」の意味がある。
들は「~たち」。사람 들「人たち」、분 들「方々」、친구 들「友だち」のように複数を表現する時に使う。
모두は「みんな」。この들と모두は、セットで「~들 모두」というように使うことが多い。
건강하게は건강하다「健康だ」という形容詞。
動詞지내다を修飾する形に活用したものが、건강하게。
相手の安否を気遣ったら、自分も元気でいることを忘れずに報告しよう。
저는 덕분에 잘 지내고 있습니다.
私はおかげ様で元気で過ごしております。
덕분は「おかげ」。
これに에を付けて덕분에で「~のおかげで」となる。
여러분 덕분에
皆様のおかげで
부모님 덕분에
両親のおかげで
というふうに使う。
日本語と似ているので使いやすい。
最後をしめくくるメッセージ
다음에 건강한 모습으로 뵙기를 기대합니다.
今度元気な姿で お目にかかることを楽しみにしております。
先程も出てきた건강하다「健康だ」という形容詞が、今度は名詞を修飾する形に活用したものが、「건강한~」。「건강한+名詞」の形で使う。
뵙다は、만나다「会う」の謙譲語で「お目にかかる」
「~を期待する」という表現は、「動詞の原形+기를 기대하다」となる。
この例文では、뵙다+기를 기대하다→뵙기를 기대하다となっている。
もし、日本には暑中見舞いといった独特の風習があることも説明しておきたい場合は、下のような一文を添えると親切だろう。
일본에서는 친한 분들에게 한 여름의 인사를 드리는 습관이 있습니다.
日本には親しい方々へ夏の挨拶をする習慣があります。
暑中見舞いという風習を通じて韓国の人たちに日本の文化を知ってもらうことは、相互の架け橋になるかもしれない。
きっと喜ばれるはずだ。