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自然現象や大規模な事故によって被害を受けることはなるべく経験したくないものですが、いつでもどこでも誰にでも起こりうるものですね。そこで今回は災害に関する韓国語表現を学習していきましょう。
韓国語で覚える災害表現:地震、津波、山崩れから戦争まで
地震
日本では大きな地震が頻繁に起きますが、韓国では地震はほとんど発生しません。
「地震」は韓国語で「지진」といいます。
日本語と発音がよく似ていますね。
어제 오후 6시 5분쯤, 일본 남동부 해안에서 규모 6.5의 지진이 발생 했습니다.
昨日午後6時5分頃、日本の南東部の海岸でマグニチュード6.5の地震が発生しました。
津波
地震などに伴って海岸に押し寄せる「津波」は日本語を発音通りにしたもので、「쓰나미」といいます。
また、漢字で「地震海溢」と書く「지진해일」も使われます。
이번 지진으로 인한 지진해일 우려는 없습니다.
今回の地震による津波の心配はありません。
山崩れ
豪雨などによって山の斜面の岩石や土砂が崩壊する「山崩れ」は韓国語では「산사태」です。
「산사태」の「산」に「山」という意味があることはご存じかもしれません。
「사태」は漢字では「沙汰」と書きます。
「沙」の元々の意味は「砂」で、「汰」には「取り除く」や「より分ける」といった意味があります。
한 마을에서 대규모 산사태가 발생해 10명이 실종 됐습니다.
ある村で大規模な山崩れが発生し、10人が失踪しました。
ちなみに山に降り積った雪が崩れ落ちる「雪崩」も同じ文字を使い、「눈사태」といいます。
「눈」には「雪」という意味がありますね。
建物の崩壊
建物が崩壊する事故が起きれば「무너지다」(崩れる)もしくは「붕괴되다」(崩壊する)を用います。
아파트가 붕괴돼 100명의 인명피해가 발생 했습니다.
アパートが崩壊し、100人の人命被害が発生しました。
航空機の墜落
飛行機などが落下したときには「추락하다」(墜落する)を用いましょう。
오늘 오전 한 주택가에 소형 비행기가 추락해 탑승객 3명이 사망 했습니다.
今日の午前、ある住宅街に小型飛行機が墜落し、搭乗客3人が死亡しました。
船舶の沈没
船が水没する事故が発生したとき、「沈没する」と言いたければ「침몰하다」を使います。
타이타닉호는 빙산과 충돌한 후 침몰 했습니다.
タイタニック号は氷山と衝突した後、沈没しました。
爆発
ガスなどが「爆発する」と言いたい場合は「폭발하다」を使用します。
어제 저녁 한 캠핑장에서 부탄가스가 폭발해 20대남녀2명이 부상을 입었습니다.
昨夜あるキャンプ場でブタンガスが爆発し、20代の男女2人がケガをしました。
テロ
政治的な目的のために暴力によって敵対者を威嚇する行為の「テロ」は、韓国語でも発音は同じで「테러」といいます。
미국에서 동시다발테러가 발생 했어요.
アメリカで同時多発テロが発生しました。
戦争
「戦争が起きる」は韓国語で「전쟁이 일어나다」です。
「일어나다」を「발발하다」(勃発する)と言い換えることもできます。
また、「나다」(起こる)や「발생하다」(発生する)といった動詞を用いることも可能です。
한국전쟁은 1950년에 일어났어요.
朝鮮戦争は1950年に起きました。
まとめ
今回の記事では大規模な災害に関する韓国語表現についてご紹介いたしましたが、いかがだったでしょうか?
ここに出てきた数々の単語は、韓国語のテレビニュースや新聞記事を理解するためにも必要なものですので、ぜひ頑張って覚えてくださいね。