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韓国のソウル신당동(新堂洞:シンダンドン)には’떡볶이(トッポッキ)の専門店がずらりと並んでいる通りがあります。
いったいどんな所で、どんな’떡볶이(トッポッキ)が食べられるのでしょうか?
韓国人大好き!トッポッキの魅力とアレンジレシピ、人気の間食を紹介!
トッポキタウン
신당동 떡볶이 타운(新堂洞トッポッキタウン)という名前のその通りには떡볶이(トッポッキ)だけで勝負するお店がたくさんあり、芸能人もこっそり떡볶이(トッポッキ)を食べに訪れる人気の街です。
今回は専門店の街が出来ちゃうくらい韓国人が大好きな떡볶이(トッポッキ)をご紹介したいと思います。
떡볶이(トッポッキ)は専門店だけじゃなく道端にある屋台やご家庭でも気軽に楽しめる、とても庶民的な料理です。
가래떡(ガレトック)という白くて細長い餅をメインに作られる떡볶이(トッポッキ)は、基本の作り方や具材に様々なアレンジを加えるこだわりのレシピを持っている人も多くいるほど、老若問わず愛されています。
トッポキの種類
宮中トッポキ
떡볶이(トッポッキ)の歴史は意外と長いです。昔の떡볶이(トッポッキ)は醤油で味付けをした辛くない味でした。
宮殿で王子様やお姫様のおやつ的料理だったため、そのころの味を生かした醤油味の떡볶이(トッポッキ)に궁중 떡볶이(宮中トッポッキ:クンジュン トッポッキ)という名前が付けられ、今までも広く食べられています。
味以外でも今の떡볶이(トッポッキ)との違いがあって、今は餅以外にゆで卵やおでんを入れるのが基本になっていますが、そのころには醤油づけした牛肉などを入れていたという所です。
궁중 떡볶이(宮中トッポッキ:クンジュン トッポッキ)
ラポッキ
떡볶이(トッポッキ)はそのまま食べるのも美味しいですが、最初に言った通りいろいろなアレンジにチャレンジしてみるのもおススメです。
一番の定番はやっぱりインスタントラーメンの麺を入れた라볶이(ラポッキ)です!
라볶이(ラポッキ)は떡볶이(トッポッキ)と一緒にメニューにのっているほど人気で、떡볶이(トッポッキ)の甘辛ソースと麺が絶妙にマッチする一つの料理として食べられています。
もちろん떡볶이(トッポッキ)を頼んであとから麺を入れる、という方法もあります。
ラーメンの麺以外でも有名なアレンジはチーズや餃子、スパムなどがあって、最近は海産物を入れた떡볶이(トッポッキ)をメニューにしているお店も増えているようです。
라볶이(ラポッキ)
トッポキアレンジに挑戦
他にも好きな野菜を入れてみたり、ソースをスープのように作ったり、激辛味にしてみたりと様々な作り方が似合う떡볶이(トッポッキ)です。
もしかすると和食でよく使われる材料や作り方にしても美味しいかもしれません。
韓国人もビックリするくらい斬新な自分だけの떡볶이(トッポッキ)を今度作ってみてはいかがでしょうか。
韓国人が食べる間食
밥 먹었어요?(パッ モゴッソヨ?/ご飯食べた?)が挨拶になるぐらい食事に気を使う韓国。食べてないと言えば冷蔵庫にあるおかずなどでさっと準備をしてくれます。
ではおやつはどうでしょう。韓国人は食事の合間にどんな間食を食べているのか気になりますね。
食後はフルーツ
まず日本では、食後にケーキ等の甘いものを食べることが多いですが、韓国ではだいたいフルーツになります。
これはドラマを見ていても良く出てくるシーンなので皆さんご存知だと思いますが、みんなが座っている目の前で果物を切るということに気づいていましたか?
ナイフでリンゴの皮をぐるぐる剝く行為を皆が見守っているんです。結婚したばかりの時はこれに緊張したものです。
ブンシッチッ
韓国人は小腹が空くと、분식집(ブンシッチッ/粉食家)に出かけます。漢字のとおり粉で作られたものをメインに売るお店のことです。
ラーメンや海苔巻の種類が豊富ですが、中でも女性、子供に人気なメニューとしてトッポッキがあげられるでしょう。
韓国のおもちをコチュジャンベースのたれで少し煮込んだもので、甘みも感じられますがやっぱり辛いそんな間食です。
よく屋台でも売られていますが、一緒に並んでいる揚げ物をトッポッキのソースに絡めて食べるともうリピーター必至です。
ブンシッチッにはラッポッキというメニューもあり、これは떡볶이の中に 라면(ラミョン/ラーメン)の麺とゆで卵、玉ねぎなどが入っていてトッポッキよりもボリュームがあり腹持ちがいいですね。
小学生に人気の間食
それでは小学生はどうでしょうか。
韓国の小学生は学校の授業が終わると、そのままテコンドーやピアノ、塾などの習い事に通う子が多いのでお金を持って出かける子が多いといいます。
小学校の前には、小学生をターゲットにしたブンシッチッや屋台が必ずあって、子供たちはここで小腹を満たし次の教室へと移動していきます。
人気は何?
小学生に人気のあるメニューは컵볶이(コッポッキ)。컵はコップのことで、紙コップに入ったトッポッキ。小学生が歩きながら食べれるように工夫されたメニューということころでしょうか。
ここでは、오뎅(オデン/串にささった練り製品)、떡고치(トッコチ/焼き鳥とお餅が串にささっている物)、핫도그(ハッドッグ/ホットドッグ)、 튀김(ティギン/揚げ物)、호떡(ホットッ/シナモンの黒蜜入り揚げパン)、와플(ワップル/ワッフル)などの間食が楽しめます。
駄菓子も人気
上記であげた間食類は腹持ちがよく、また両親も好んで食べるメニュー。
でもやはり高カロリー、低栄養の불량식품(プッリャンシップン/不良食品)、いわゆる駄菓子は存在するものです。
わずかなお金を手にしている小学生はどうしても値段の安い不良食品を買い求めてしまいます。
グリーンフードゾーン
成長期の子供たちには害のある食品だということで、2008年食品医薬品安全企画庁は危険食品安全保護区域、グリーンフードゾーンを施行し、小中学校周辺200メートル以内でこれら不良食品の販売を禁止する案を発表しました。
これにより学校周辺の駄菓子を販売していた文房具屋、一部のブンシッチッは撤退を余儀なくされたと言われます。
しかし、現在まだお小遣いを手にしている小学生を見るとその取り締まりは厳しいと思われます。
韓国で気軽に間食!
いかがですか。韓国で食べる間食はかなりボリュームのあるものが多いと思いませんか?
旅行中お腹が空いたなと思った時にすぐ気軽に入れるブンシッチッ。今日覚えたメニューを注文して韓国の味を楽しんでみてください。