こんにちは!今回は韓国語での年齢の言い方について考えてみたいと思います。
韓国語の年齢の数え方
韓国語で年齢を質問
儒教の教えが根深く残っている韓国社会では出会ったときに
ミョッサリエヨ?
몇 살이에요?
何歳ですか?
という会話が頻繁に行われます。
今日はこの質問に対する答え方をマスターし、自分の歳を伝えるだけではなく、自分が質問したときに相手の歳を完璧に聞き取ってみましょう!
質問への答え方
年齢で答える場合
年齢で答える場合、注意したいのは「韓国の歳の数え方と日本の歳の数え方が異なる」という点です。
韓国では1月1日に全員1つ年齢が増えます。よって日本で20歳の人も韓国では21歳、22歳に当たるかもしれないのです。
韓国の歳で自分が何歳なのか…とても複雑ですよね。
そんな時に使えるのが
일본 나이로 20살이에요
日本の歳で20歳です。
という表現です。このように話せば韓国の方は
그럼 한국에서는 ~살이네.
じゃあ韓国では〜歳だね
と教えてくれるかもしれません。
西暦で答える場合
日本ではなかなか聞きませんが、韓国では自分の歳を西暦で伝える場合があります。例えば1997年生まれであれば
97년생이에요.
と言います。1900年の部分は省略して下二桁だけ言えば良いんですね!
“년생”(年生)というのは漢字の通り、何年生まれを指します。
日本語では「小学1年生」など学年を指す時に「年生」を使いますが、韓国では生まれ年を言うときに使用する単語です。
また、この “년생”という単語を省略して
グ(9)チル(7)イエヨ
97이에요.
ということもできます。
早生まれを言う場合
年齢で使う言葉を変えるので「早生まれ」は少し複雑な問題ですよね。早生まれを言う時には“빠르다”(早い)という形容詞を使って
빠른 97년생이에요.
というふうに言います。
学校では1996年生まれと早生まれの1997年の人が同級生です。1996年生まれの人と早生まれの1997年生まれが年齢を教えあった後、中には
그럼친구네.
じゃあ友達だね
と敬語を使わなくていいよと言う人もいます。
場合によっては早生まれの1997年と早生まれでない1997年生まれの人が友達として付き合うことになることもあります。
基本的には先に生まれた人が友達として付き合うかどうかを決めることが多いように思います。
みなさんも初めて会った人との挨拶で自分の年齢、相手の年齢を整理し、楽しい会話のスタートを切ってください!