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前回、鼻に関する韓国語の面白い慣用表現をいくつか紹介しましたが、今回は耳に関する慣用表現を日本語と比較しながらいくつか紹介したいと思います!!
耳をテーマにした韓国語慣用表現!意味と使い方をマスターしよう
귀가 가렵다/ 간지럽다⇒耳がかゆい?
「가렵다」「간지럽다」はかゆい・こそばゆいといった日本語になりますが、耳がかゆいってどういう状況だと思いますか?
韓国では、なんと人から噂をされている時、耳がかゆくなるそうです!!特に、耳がかゆくなる時は悪口を言われている時だとか。
日本では、誰かがが自分の噂をしていたら、くしゃみが出るとよく言いますよね。あえてどこかがかゆくなるとすれば、くしゃみが出そうになるので、鼻がむずむずするでしょうか。
鼻と耳、場所は違いますが、誰かが自分の話をすると、どこかがかゆくなるのは一緒で面白いですね。
지훈: 아까부터 자꾸 귀가 가려운데 갑자기 왜 이러지?
さっきからやたら耳がかゆいんだけど、急にどうしたんだろう。
성진: 야 누가 네 욕 하는거 아니야?
それ誰かがお前の悪口いってるんじゃない?
지훈: 그런가? 나 잘못한거 없는데 누가 내 욕을 하는거지…
そうなのかな?俺何も悪いことしてないのに誰が悪口言ってるんだろう…。
귀가 밝다⇒耳が明るい?
では、耳が明るいって、どうゆうことでしょう?
日本語でも「そちらの方面に明るい」などとゆう表現があるように「詳しい、精通している」という意味で明るいを使ったりしますが「밝다」もこのような意味で使います。
つまり耳が明るいとは、誰かが遠くでヒソヒソ話をしていても、声を拾い取ってよく聞く、噂話などを知るのがとても早いなどの意味で使います。
「귀가 밝은 사람(耳が明るい人)」がいたら、気を付けないといけませんね。
귀가 얇다⇒耳が薄い?
次は、耳が薄いです。耳が薄い人って、どうゆう人を想像しますか?これは、他人の話を聞いてすぐに信じてしまう、騙されやすい人のことを言います。
美味しい話や噂話をすぐ信じて騙されてしまう人などに対して使います。耳が薄い人にはなりたくないですね。
간 환자들은 귀가 얇아 간에 좋다고 소문난 것을 무조건 먹고 상태가 더 악화되는 경우가 많다.
肝臓の悪い患者は信じ込みやすく、肝臓にいいと噂になったものを全部食べて、結局症状が悪化するケースが多い。
입이 귀에 걸린다⇒口が耳にかかる?
口が耳にかかるって、とても怖い状況ですよね。イメージとしては口裂け女のような状況を想像してしまいます。ですが「입이 귀에 걸린다」というと微笑ましい様子を表します。
口が耳までかかるくらい口を大きく開けて笑っている様子、つまり満面の笑みでニコニコしている状態を意味します。怖いどころか、可愛らしい表現ですね。
오랜만에 여자친구 만날 생각을 하니까 입이 귀에 걸릴 것 같다.
久しぶりに彼女に会うと思うと、ニヤニヤ笑ってしまいそうだ。
いかがでしたか?韓国独特の表現を覚えて、ぜひ使ってみましょう!!