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最近、韓国でも少子高齢という問題に加え、結婚する男女の年齢が遅くなっているというのは日本と同じようですが、さらに日本と同じように、独身主義が増えてきているようです。
韓国のネオシングル族とは?現代の独身文化を探る
恋人関係に負担!?
なぜ、そのようになってきたのか、調べてみました。
결혼에 대해 어떻게 생각하고 있는지 알아보았습니다.
とある記事を見てみると、日本と同じように感じました。
なぜなら、「今現在、自分の人生において満足しているのに、交際しろと言われることが負担」と言っている若者たちが多いとのことでした。
合コンや飲み会などの席を自分のために設けてくれる同僚たちなどもいて、自分のために準備してくれても、本気で相手のことを思えないということもあるようです。
また学生や社会人でも、恋人がいても異性の友達との付き合いがある中で、恋人がやきもちをやいたりすることなどが、大変であるという人もいました。
加えて、周りから「誰かいい人いないの?」や「結婚はいつ?」「子供は何人ほしい?」などと、聞かれることも負担に感じている若者が多いとのことです。
確かに、最近日本でも「マタハラ」や「オワハラ」など、「○○ハラ」という言葉が流行っています。
これは、○○ハラスメントの略ですが、韓国でもそのうち何かしらの言葉がでてきそうですね。
연애에 부담감을 느끼는 젊은이들이 많다는 것이네요.
恋人がいないと負け組?
韓国でもどうやら、恋人がいないと負け組と言われてしまうようですが、それでも資本社会においては、本来自由なわけです。
そして、そもそも負け組とか勝ち組とかって、実はどうでもいいことなんですよね。なぜなら個性があり、それが人間だからです。
しかし韓国や日本の偏差値教育のため、どうしても競争してしまうんですよね。もしかしたら、これが偏差値教育の歪みの部分なのかもしれません。
なぜなら、多数の意見が正しいという社会性や点数だけで決まってしまうという習慣を変えることはなかなか難しいからです。
しかしそれに対し、最近では少数派も声を上げることで、韓国や日本も変わってきているかもしれません。
いい悪いの判断ではなく、それが個性であるからです。
でも、少子化の問題は深刻です。これは、別の問題になっていることは間違いありません。
だから、様々な視点から見ることが大切となってきている時代なんだなと感じます。
교육에 대한 것을 다시 한번 생각해 봅시다.또한 다양한 생각을 해 봅시다.
グローバルに考える
今の世の中、グローバル社会なわけです。そこで、世界の様々な国を見てみることが大切なのではないでしょうか。
韓国や日本、そして中国やアメリカなどの大国はもちろん、各国の状況などを知ることはとてもいいことです。
韓国語を勉強しているみなさんは、現代をどのように感じていますか?
現代は情報があふれています。調べればすぐにわかることもたくさんあります。
もちろん、あふれすぎていて、どの情報が正しいのかを判断しなければなりませんが、ぜひ、グローバルに考えてみてくださいね!
韓国のシングルライフとネオシングルライフ:違いとは?
少子高齢化社会の韓国
少子高齢化社会と言われて久しくなんとなく元気がない昨今の日本ですが、それは韓国も同じ。
いや、少子化問題だけで見ると2014年日本の出生率が1,41人に対し、韓国は1,30人で日本よりも若干厳しいと言われています。
移民受け入れの問題点
高齢化社会が進むにつれて問題になるのは、労働力不足でありそれに起因する国家の競争力の低下です。
その問題を打開する国策の1つが外国からの移民を受け入れることであるようですが、日本と韓国は単一民族国家であり、家父長制、また社会での男女不平等な部分が目立っており、よそ者を素直に受け入れることができない社会であると見てとれます。
しかし1990年代より韓国における外国人の急増ぶりは日本の比ではなくなり、2004年人権派弁護士出身のノムヒョン大統領になってからは、外国人労働者のおかれている劣悪な環境を改善する動きが活発になり、移民の人権を重視する新基本政策が発表され、保守的であった社会からの大きな転換が図られました。
韓国の移民支援サービス
どのような条件のもとで外国人を受け入れるのかというような基本的政策から脱皮し、受け入れた外国人やその子供たち、また国際結婚による移民者とその子供たちが社会に参加するためにはどのような支援や法整備が必要であるかという具体的な段階を打ち出してくれています。
地域レベルで多文化家族センター等があり、各外国語での生活案内をネットで調べられ、電話で相談できたりします。
また韓国語教室はもちろんのこと、各国の本が集められた図書館を無料で開放し、時には韓国の大学生が子供たちに韓国語で本を読んでくれる催しものもあります。
多文化家族の子供たちはFCソウル主催のサッカー教室に参加できたり、教育費などの免除、米やみそなどの基本食料の提供があったりと様々なサービスを受けることができ、慣れない土地で頑張らざるを得ない移民者にはとても温かいサービスとなっています。
では今日の会話です。
会話
준기: 난 유럽으로 이민이나 갈까 하는데, 너도 같이 어때?
창기: 무슨 소리야? 유럽가면 뭐해서 먹고 살려고?
준기: 한국인 전용 민박집이나 할까 해.
창기: 이 바보야. 금방 역이민으로 돌아오게 분명해 보이는군.
ジュンキ: 僕、ヨーロッパに移民しようと思うんだけど、君も一緒にどう?
チャンギ: なんだって? ヨーロッパに行ってどうやって食べていくんだ。
ジュンキ: 韓国人専用の民宿でもやろうかと思ってる。
チャンギ: 馬鹿だな。すぐに逆移民として帰ってくるのが明らかだな。
逆移民
韓国では愛国心を持っている人も多いですが、それとは別に政府に対して不満を抱えている人も多く、
カナダやニュージーランドなど移民に行く人も多くみられます。
最近ではますます条件が厳しくなり難しくなったようですが、それでも会話にあるように民宿をしたり、スーパーマーケットやクリーニング屋で働いたりしながら生活している人も少なくないようです。
ただ、移民先での生活苦や環境に順応することができなくて逆移民として韓国に戻ってくる人も少なくないようです。
移民を受け入れる制度はなかなか具体的で見習うべきところもあるかと思いますが、逆に移民に出してしまってるようでは国策として不十分ですよね。
国を引っ張っていくことは本当に大変なことです。
韓国でも独身者が増えているようですが、ネオシングル族という新たな独身者も増えているそうです。
シングル族?ネオシングル族?
韓国の一般的なシングル族とは、仕事のせいで結婚時期を逃し、周りの視線を意識している独身者のこととされているそうです。
対してネオシングル族というのは、経済力とデジタル活用能力をもとに、独身文化を満喫している独身主義世代のことを指すのだといいます。
このネオシングル族と呼ばれている方々は、自意識が強く他人によって妨害を受けることを嫌い、デジタル時代にふさわしい高い技術力をもっているとのこと。
また経済力も高く消費能力もすごいネオシングル族は、1人で生きること自体を楽しむため、結婚という制度に未練がなく、自分たちだけの堂々とした独特な文化を構築しているとのことでした。
결혼에 대해 어떻게 생각하나요? 그리고 싱글족을 어떤 사람이라고 생각하나요?
社会問題とネオシングル族の関係
これは日本でも問題となっている「少子高齢化」によることも1つの理由としてあげられているうえ「出産は百害あって一利なし」というように思っている若者たちも多いようです。
とある会社がネットユーザに向けてアンケート調査を行った結果では「シングル族とは?」という質問の答えに、半数が「自由な人生を楽しみながら生きる人」と答え、次に「経済力がよく能力がある人」と答えていました。
また少数でしたが「寂しくて孤独な人」「外見または性格が欠落している人」という結果もあったようです。
「シングル族がいいと思う理由は?」という質問に、三分の一の人が「自分の時間が多い」と答え、四分の一が「自分のためにお金を使える」と答えたということでした。
そしてシングル族として大変だと思う理由としては「一人で絶対できないことがおきたとき」という意見や「親や親戚たちから小言を言われる」ことということが多かったそうです。
これらは日本でも似ているような気がしますが、いかがでしょうか?
잔소리는 듣고 싶지 않아요.잔소리를 들으면 짜증나요.
韓国の生活面から学ぶ韓国語
このようなところからも、韓国語を学んでみると、日常的な会話や生活していく上での韓国語を学べるかもしれませんね。
現に、シングル族ということやネオシングル族という言葉があることを知りましたよね。
興味の対象を勉強
またニュースでも自分に興味があることを見ると、単語を覚えやすくなります。なぜなら好きなものだし、身近に感じられるからです。
私は子育てだったり、生活で便利なもの、主婦に人気があるものなどを見たりします。そうすることによって、韓国語がもっと身近に感じられるようになることでしょう。
もちろんK-POPファンであればその方のサイトやそれらの情報を韓国語で見たりすることもいいですよね。
インプットとアウトプット
そしてそれらを見てインプットしたら、必ずアウトプットすることです。なぜなら、人間の脳は忘れるようにできているといわれているからです。
これは、研究でわかってきていますよね。ですから、ぜひインプットしたらアウトプットしてくださいね。
어떻게 공부하고 있어요?