韓国ドラマ『私たち結婚しました』で学ぶ恋愛会話と文化

    1. 韓国語ドラマ・アイドル

    それぞれの国で人気のあるドラマ、映画やその他番組をリメイクすることは多々あること。

    でもある韓国の番組は、人気があるけれど日本では決してリメイクできないだろうなと思うのです。

    今回はそんな番組を紹介します。

    韓国ドラマ『私たち結婚しました』で学ぶ恋愛会話と文化

    私たち結婚しました。

    その番組とは、『우리 결혼했어요.』(私たち結婚しました。)という番組です。

    どんな番組?

    人気のある歌手や俳優が選ばれて恋愛から結婚、その生活にいたるまでを演じ、擬似結婚生活を通じて恋愛と結婚に関する現実的な悩みの答えを探していく番組です。

    筆者はすでに結婚し子供もいる中年女性ですので、若い二人が恋愛していく様子を微笑ましく、時に羨ましく見ているのだけれど、まだ結婚していない若者にはきっとヒントになることがたくさんあるんだろうなと思います。

    ただ、擬似結婚とは言いながら、本当に恋愛に悩み、相手のことを必死になって考えている様子が伝わってくるので、主人公のファンである視聴者にはなかなか辛い番組とも言えますね。

    韓国で手をつないで道を歩く男女。

    韓国の恋愛会話

    そんな中から、一組のカップルを紹介しましょう。

    シャイニーのメンバーである태민(テミン)とApinkのメンバーである손나은(ソンナオン)。

    テミンは5人メンバー中の一番年下で1993年生まれ、一方のナオンも1994年生まれ。二人は韓国の済州島(チェジュ島)で出会い恋愛を始めていくのです。

    では、そんなドキドキな恋愛生活の2人の会話を見てみましょう。場面は、最初に出会った場所である済州島に今度は2人で訪れるシーンです。

    会話 

    テミン: 너, 제주도 때 부터 나 좋아했다며?

    처음 보는 순간 첫눈에 반한거지?

    お前、済州島の時から俺のこと好きだったんだろう。初めて見た瞬間、一目ぼれしたんだろう。

    ナオン: 그건 아닌데. 첫눈에 반한거 아냐.

    そうじゃないよ。一目ぼれしたんじゃないよ。

    (テミンが机を蹴ります)

    ナオン: 그때는 떨리고 뭔가 호기심 가득한. 오빠에 대해서.

    その時は緊張していて、なんか好奇心がいっぱいだった。オッパに対する。

    テミン: 지금은 알거 다 알았어? 나에 대해서.

    今、俺のこと全て分かったの?俺に対すること。

    ナオン: 대충 안 것 같애.

    大体分かったような気がする。

    テミン: 어. 진짜? 이제 눈도 잘 쳐다봐.

    お~。本当? もう目もちゃんと合わせるね。

    ハートの入った矢を持ったスーツを着た韓国人男性。

    ハングル教室

    첫눈에 반하다(一目ぼれする)一目ぼれしたんだろう?なんてさらりと言いのけるところが、なんとも押して押しての韓国男児ですね。

    の使い方

    (初)という意味ですが、ほかにも 첫키스(ファーストキス)、 첫사랑(初恋)、첫눈(初雪)、첫날(初日)、첫걸음(第一歩)のように使います。

    韓国の呼称

    また韓国語にはいろいろな呼称がたくさんあります。

    その一つが오빠(オッパ)ですが、これは女性が年上の男性に対して使う呼称です。年上の女性には「オンニ」と呼びます。

    一方、男性が年上の女性に対して使うときは「ヌナ」、年上の男性に対しては「ヒョン」と呼びます。

    しかしいずれも初対面でいきなり使うのはおかしく、呼び合う間柄になるということは、ある程度親しくなった証になります。

    男性が年下の女性にオッパと呼ばれるのはとても嬉しいことのようです。ナオンがオッパ~と呼ぶ感じもとてもかわいいですよね。

    韓国男性はイベント好き?

    この後テミンは付き合って200日記念日としてナオンにペーパーを差し出します。

    そのペーパーには、태민 나온 200일 기념 중간고사、訳すとテミン・ナオン200日記念中間テスト。

    韓国では恋人たちのイベントがたくさんあり、男性が○○記念にイベントを準備することはドラマでも多々でてきますよね。

    テミンが準備したこのテストには、태민을 좋아하는 마음은 몇%?(テミンを好きな気持ちは何パーセント?)

    남편을 다섯 글자로 요약하세요.(旦那のことを5文字で要約しなさい。)などの質問が羅列してあり、90점 이상 맞추면 선물 줄게(90点以上取れればプレゼントをあげます。)となっています。

    こんなイベントを企画するのも楽しいですね。韓国人の恋人がいる人もそうでない人もこんな会話から韓国語を学ぶのはどうでしょうか。きっと楽しく勉強できると思いますよ。

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