前回に引き続き、朝鮮王朝の王達はどんな人物だったのか、どんなことがあったのか見ていくことにしましょう。
朝鮮王朝・朝鮮歴代王第16代~第27代王までの歴史・系図
朝鮮王朝・朝鮮歴代王
朝鮮王朝も長く続いていることから、歴史としてはとても興味深いものがあります。
歴史が好きな人もそうでない人も、外国語を勉強するということは、その国の文化を知ることであり、文化は今に始まったことではありません。
少しでも勉強の助けになれば幸いです。
第十六代~第二十代
第十六代 仁祖 1623―1649 第十四代宣祖の孫
★李适の乱・丙子胡乱・丁卯胡乱が起きた
第十七代 孝宗 1649―1659 第十六代仁祖の二男
★丙子胡乱により兄と一緒に清国に人質として8年間行く。
★その後王位を継承し軍力養成に努力をそそいだが叶わなかった
第十八代 顕宗 1659―1674 第十七代孝宗の息子
★即位後から南人と西人の党争で多くの儒生が犠牲となる。
★大同法を全羅道で実施。
第十九代 粛宗 1674―1720 第十八代顕宗の息子
★大同法を全国で実施。
★宮中闘争。
★関連人物は張禧嬪・仁敬王妃など
第二十代 景宗 1720―1724 第十九代粛宗と張禧嬪の間のにできた息子
★党争が絶頂期となる
第二十一代~第二十五代
第二十一代 英祖 1724―1776 第十九代粛宗と張禧嬪の間にできた息子
★蕩平策を使い党争を鎮め、王権を強化していく。
★均役法施行。
★朝鮮復興の基盤を作る。
★思悼世子の悲劇。
第二十二代 正祖 1776―1800 第二十一代英祖の孫であり思悼世子の息子
★蕩平策を継承し人材登用。
★朝鮮後期の文化の黄金期と評価されている。
第二十三代 純祖 1800―1834 第二十二代正祖の二男
★11歳で即位。
★安東金氏の勢道政治をする。
★1811年に洪景来の乱が起きる
第二十四代 憲宗 1834―1849 第二十三代純祖の孫
★8歳で即位。
★安東金氏と豊壤趙氏の権力闘争が巻き起こる
第二十五代 哲宗 1849―1863 第二十二代正祖の弟の恩彦君の孫
★晉州民乱などの民乱が頻繁に起きる。
★大王大妃であった純元王妃の命令で即位
第二十六代~
第二十六代 高宗 1863―1907 興宣大院君の二男
★12歳で即位し、大韓帝国の第一代皇帝。
★1907年に廃位
第二十七代 純宗 1907―1910 第二十六代高宗の二男
★朝鮮最後の国王
27人の王を紹介しましたが、王の中で嫡子であり長男であった人物は7人。
嫡子であり長男が世子として冊立されたが王になれなかった人物は11人いたといいます。
王室とは何なのか考えてみるのもいいかもしれませんね。
会話
가: 조선왕조를 공부했는데 역사에는 우리가 모르는 것이 많네.
朝鮮王朝を勉強したけど歴史には私達が知らないことが多いね
나: 그러게.
そうだよね
가: 아무튼 어느 왕이든 비극이 있다는 것을 알게 되었으니까 역사에 대해 더 공부하려고 해.
もうね。どの王にも悲劇があったことを分かったから、歴史に対してもっと勉強しようと思ったよ