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昨今の韓流ブームにより、韓国の文化や食事などのことは、ご存知の方も多いのではないでしょうか?
では実際の韓国の生活は案外知らないものです。今回はそんな韓国の社会文化を見てみしょう。
韓国の会社生活と単身赴任:儒教の影響と現代の働き方
韓国は儒教の国
実際に、新大久保や東京・横浜などには、多くの韓国料理店が並びます。
一時期に比べると、お店の数こそ減ってきましたが、まだまだ、人気がある韓国料理店も数多く存在しています。
しかしながら、会社内のことや実際の会社生活はどうなのでしょうか?
儒教の国、韓国。皆様もご存知のように、目上の方をたてなければいけません。
目上の人への振る舞い
実際には、ドラマで見るより厳しい現実が待ち受けているようです。
1. 上司・先輩より先には帰れない
これは、日本でもあるかもしれません
2. 上司・先輩の命令は絶対
日本では、パワハラになりかねませんね
3. 残業は当たり前
今や日本ではブラック企業なんて呼ばれています
4. 敬語も当たり前
最近の日本はどうでしょう?
5. 部署での飲み会の参加
最近では、強制はなくなってきたようです
裏を返すと、韓国人はとても働き者で、コミュニケーション能力の高さの現れかもしれませんね。
韓国の会社勤務のメリット
上記のように厳しい現実もありますが、大手企業に就職し、長く勤務するといいこともありそうですよ。
1. 大学の入学金などの支払いを企業がしてくれる
2. 部長や課長クラスになると勤務時間中でも、意外と自由な時間をもてる
3. 勤続年数によって、休暇がもらえる
この制度は、日本にもありますね
韓国の就職事情
私が知っているものはこのぐらいですが、現在の若者の就職率は、日本と同様かなり低く就職難のようです。
また大手企業に就職するには、資格の保有や英語能力は必須で、プラスその他の言語が必要という厳しい現実があるそうです。
単身赴任のお父さん
その為子供を留学させる親御さんも増えていますが、反対に単身赴任のお父さん達も増えているようですよ。
今日は、そんあ単身赴任に関する韓国語をご紹介していきましょう。
【기러기 아빠 기러기 雁】
日本語だったら、単身赴任。子供の留学のため子供と奥さんが外国に住んでいて、韓国で1人残って仕送りをしているお父さんのことを指します。
よく調べてみると お正月やお盆など年に数回会うという意味も含まれていました。(お父さんが外国に行く)
【독수리 아빠 독수리 はげわし】
お金持ちで韓国と外国を自由に行ったり来たりできるお父さんのこと。
日本語だったら・・・?ピッタリくる言葉が思い浮かびませんが、鳥の王と言われていることからきているようです。
【펭귄 아빠 펭귄 ペンギン】
これは독수리 아빠とは対照的で、お金もあまりなく仕送り自体とても大変なお父さんです。
外国に会いに行くことはもちろんできないですね。空を飛べない鳥だからこのように呼ばれるようになったそうです。
会話
가: 민주는 미국으로 유학을 간대.
ミンジュがアメリカに留学するんだって
나: 그래? 그럼 민주 아빠는 기러기 아빠가 되겠네.
そうなの?じゃあ、ミンジュパパは単身赴任になるんだね